最近、車のエンジンの掛かりが悪い。坂道を登る時パワーが出ていない。ライト点灯するとメーター類が暗い。等々の症状が出始めたらバッテリーが弱くなってきている症状なので、交換が必要です。バッテリー交換自体はDIYで行えるレベルの作業内容です。但し、いくつかの注意点もありますので順を追って説明していきます。
最初に行う事、それは新品バッテリーを準備する事です。バッテリーはカー用品店やホームセンター、ネット通販でも購入できます。
まず、自分の車に適合するバッテリーの”品番”を調べます。基本は同じ”品番”のバッテリーと交換する事になります。
自車(シエンタ)のボンネットを開けて、バッテリーの”品番”を調べます。
以前、一度自分でバッテリー交換を行ったので純正バッテリーではありませんが、固定ステーを取り外して”品番”を確認します。現状のバッテリーは「NF65B24R」と読み取れます。これに対し純正バッテリーは「46B24R」です。当時、ネット通販で”シエンタ用”とだけ検索したバッテリーを購入し取り付けていたのですが、今考えたら結構アバウトな買い方してたかな?と反省してます。
さて、現在の車両状況。エンジンの掛かりが悪い、坂道を登らない等の症状が出ており、週明けから子供たちの送迎がある為、早急に交換が必要な状況だと判断し今回は近所のディスカウントショップで購入しました。購入したバッテリーの”品番”は「55B24R」。価格は9,800円(税込み)でした。
因みに通販だと、価格帯は8,000円程度で少しお安くなりますが、送料有無で変わってきますので要確認です。
カー用品店でバッテリー交換の見積もりをしてもらったら、27,800円(税別)とかなりお高い価格だったのですが、容量が「65」で交換工賃サービスとなっていたのを考慮しても高いと感じました。ただ、バッテリーを自分で判断して購入し、工具を揃えて、時間をかけて交換する事を考えた場合、”安心料込み”とすれば妥当かな?とも思いましたw
このバッテリーの”品番”ですが、簡単に説明します。
左から「55」が性能ランク。この数字が大きいほど始動性能や容量など性能が高くなります。大きくなると大きさや値段が高くなるので同じが少し大きいくらいの適正なものを選びましょう。
次に来る一つ目のアルファベットはバッテリーのサイズを表します。これはA~Hまでの8段階があり、上から見た長方形の短辺幅及び高さを表しています。この数字は決まっているので同じアルファベットのものを選びましょう。
記号 | 幅 | 箱高さ | サイズ | 端子形状 |
A | 127 | 162 | A19 | ボルトナット式 |
B | 129(127) | 203 | B24以下 | テーパ式(細端子) |
C | 135 | 207 | ↓ | ↓ |
D | 173 | 204 | D20以上 | テーパ式(太端子) |
E | 176 | 213 | ↓ | ↓ |
F | 182 | 213 | ↓ | ↓ |
G | 222 | 213 | ↓ | ↓ |
H | 278 | 220 | ↓ | ↓ |
次の数字は上から見た長方形の長辺幅を表しています。これは「24」なので24㎝となります。
最後のアルファベットはバッテリーの+端子を自分の方へ向けて、+端子が右側にくれば(R)、左側にくれば(L)の表記となります。これを間違うとバッテリー交換そのものが出来ないので、元のバッテリーと”必ず”同じものを購入してください。
バッテリー交換が終わったら、取り外したバッテリーの処分を忘れずに行いましょう!通常、購入した店舗に持ち込めば引き取って頂けます。私も購入したディスカウントショップに持ち込みました。ダメな場合は、ガソリンスタンドやカー用品店に相談してみてください。ほどんどの場合、引き取ってもらえます。
以上、バッテリー交換をセルフで行う場合の参考として頂ければ幸いです。ではこれにて。
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